079617 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

クリスタルのかけらに眠る勇者の心

クリスタルのかけらに眠る勇者の心

夜のピクニック 

舞台はとある高校。ここでは、毎年「歩行祭」という行事が開催され、
全校生徒が朝8時から翌朝8時まで歩く。
3年生で同じのクラスの男子学生と、女子学生の間にはとある秘密があり、、、、
恩田陸のことだから、ミステリ、SF、ファンタジーと、どんな展開になるのかと思ったら、
すんなりとした青春小説だった。
男子学生と女子学生の視点が交互に入れ替わり、
その友達との会話等を通じて淡々とストーリーが進む。
ストーリーの進行具合と、「黙々と歩く」という雰囲気がピッタリはまっている。
事件や大きなエピソードがあるわけではないけど、
読み終えた後の気分は爽やか。
夜のピクニック 夜のピクニック


© Rakuten Group, Inc.